令和6年11⽉29⽇(⾦)に甲南⼤学 ポートアイランドキャンパスで開催された「2024ハロゲン利⽤ミニシンポジウム ―第16回臭素化学懇話会年会 in 神⼾―」において、⼤学院理⼯学研究科博⼠後期課程1年⽣の⼀柳累さん(学術⽀援センターに所属)が「ポスター賞」を受賞しました。
発表題⽬は、「(−)-α-phellandrene から合成されるポルフィリンの物性調査」で、⼤学院理工学研究科の森 重樹特任講師、髙瀬雅祥教授らのグループで⾏われた研究成果です。
⼀柳さんは、(‒)-α-フェランドレンを出発物質に⽤いてポルフィリン及びその⾦属錯体を合成し、光学特性について理論計算の結果と合わせて考察を⾏いました。また置換基の官能基変換についても検討を行い、NMRやIRなどの分光学的手法を用いて⽣成物の同定を⾏いました。
これらの研究成果および発表に対する質疑応答が高く評価され、受賞に至りました。