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2024.08.19 研究

沿岸環境科学研究センター(CMES)の学生5人が「第32回環境化学討論会」において「優秀発表賞」を受賞しました【7月5日(金)】

令和6年7月2日(火)から7月5日(金)にかけて広島県のJMSアステールプラザで開催された「第32回環境化学討論会(第3回環境化学物質合同大会)」において、沿岸環境科学研究センター(CMES)化学汚染・毒性解析部門環境化学研究室に所属する5人が「博士前期課程(修士)部門」で優秀発表賞を受賞しました。今回の受賞者12人のうち、5人が当研究室の学生でした。

本大会は、日本環境化学学会が環境分析・研究に携わる学会員の研究発表の場として、毎年一回、開催しているもので、今回は、「環境化学物質研究の新たな挑戦ー研究分野の垣根を超えた連携ー」をテーマに開催されました。

本大会の「優秀発表賞」は、意義、内容、考察、素材、発表態度、質疑応答の6点を選考基準として、評価されます。今回の5人の受賞は、これらの選考基準を総合的に勘案して評価されました。

各受賞者および発表演題等

以下のリンク先から、それぞれの研究内容や評価された点をご覧いただけます。是非、ご覧ください。

服部 兼真さん (大学院理工学研究科博士前期課程1年生):優秀発表賞(Wellington Laboratories賞)
「瀬戸内海沿岸域の二枚貝に残留するベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤の時空間トレンド解析」
徳田 深咲さん(大学院理工学研究科博士前期課程1年生):優秀発表賞(RSC賞)
「生体組織試料中に残留する新規PFASを対象とした分析手法の開発」
桒原 萌葉さん(大学院理工学研究科博士前期課程1年生):優秀発表賞(RSC賞)
「消しゴム等製品中の可塑剤の定性・定量および暴露リスク評価」
佐藤 愛佳さん(大学院理工学研究科博士前期課程2年生):優秀発表賞(Springer Nature賞)
「有機フッ素化合物(PFAS)によるイヌ・ネコ用ドライペットフードの汚染実態」
松田 悠莉さん(大学院理工学研究科博士前期課程2年生):優秀発表賞(Springer Nature賞)
「ヒト肝S9画分を用いたin vitro試験と機器分析による有機リン系難燃剤の代謝物同定」