Language
Language
Access
Access
Search
Search
2022.02.16 研究

愛媛初!白亜紀首長竜化石の発見!~道後白亜紀層からの首長竜歯化石の確認~

 大学院理工学研究科、理学部理学科地学コース(地質古生物分野:鍔本教授・楠橋准教授・岡本准教授・堀教授)の研究グループは、愛媛県松山市道後姫塚の白亜紀の地層(約8000万年前から7400万年前の和泉層群基底部分)から爬虫類遊離歯化石を発見し、首長竜歯化石 (エラスモサウルス科)の可能性が高い事を確認しました。この研究は、愛媛大学理学部学生が現地で発見した化石を、首長竜化石研究の第一人者である佐藤たまき准教授(東京学芸大学)と共に検討した成果です。
 本発見は、愛媛県初の首長竜化石の発見を示唆するもので、白亜紀当時の海棲爬虫類の研究の発展に貢献する事が期待されます。また同時に道後化石産地の学術的重要性を示すものでもあり、関係機関・企業と連携しながら、今後の保全や次世代教育活動へとつなげていく予定です。