化学を肌で感じました

化学を肌で感じました


愛媛大学理学部物質科学科化学系平成14年度卒業
愛媛大学大学院理工学研究科物質理学専攻化学系1回生
一村陽子


「物質理学科って何の勉強するところ?」友人や親戚にこの言葉をよく聞かれました。「物質理学科」確かに難かしそうなネーミングですが、化学科と物理学科が統合し、こう呼ぶようになったもので、化学と物理を学ぶ学科でした。 まず、1回生では化学・物理の基礎知識を学び、2回生以降で化学系・物理学系に分属し、専門的な講義を受けました。実験もこの前後から始まりました。4回生で自分の希望する研究室にそれぞれ配属し、一年間を通し、研究テーマをひたすら研究していきました。

また、化学系には大学生活での人間関係を築きあげる場の一つとして「愛媛大学化学親交会(略して愛化会)」という学生と先生方で作られている親交会があります。新入生歓迎パーティや研修旅行、ソフトポール大会など様々な行事があり、縦、横のつながりと親睦を深めています。「愛化会」の活動により、他学科とは一味違う化学系独自のアットホームな関係を形成しています。

大学は本当に楽しい所です。時間もありましたし、束縛のない自由もありました。しかし、その時間と自由を逆手にとって、人によっては自分を見失い、本来の目標とはかけはなれてしまう場合もあるかもしれません。時間と自由の中で右往左往とさまようのではなく、自らがコントロールする必要があると感じました。

毎年、「愛化会」の新入生歓迎パーティが盛況であることを念じております。