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2021.12.16 研究

理学部4年生の松永昂之さんが2021ハロゲン利用ミニシンポジウム–第13回臭素化学懇話会年会in福岡–で優秀発表賞を受賞しました。【11月26日(金)】

 令和3年11月26日(金)にオンラインで開催された「2021ハロゲン利用ミニシンポジウム–第13回臭素化学懇話会年会in福岡–」にて、理学部4年生の松永昂之さん(有機化学研究室)が優秀発表賞を受賞しました。
 発表題目は、「オクタフルオロナフタレンを原料としたコア拡張アザコロネン類の合成と物性」で、理工学研究科の髙瀬雅祥准教授、宇野英満教授らのグループで取り組んだ研究の成果です。
 近年、有機合成による湾曲したナノグラフェンの創製および物性解明は重要な研究領域となっており、その中でもヘテロ原子を含む分子の合成に関心が集まっています。松永さんは、含窒素ナノグラフェンの一つであるヘキサピロロヘキサアザコロネン(HPHAC)をより大きくした拡張アザコロネン類の単行程での合成に成功しました。その光学・酸化還元特性や構造的な特徴について、各種分光学的・計算化学的手法を用いて明らかにしました。この研究成果および発表に対する質疑応答が評価され、受賞に至りました。